17日に予定していた「そなえよつねに!どきどきキャンプ」は雨天のため、18日(日)に順延決行になりました。
最初に、ひとり1つ(体験さんは1家族で1つ)のブルーシート簡易テントを建てました。
|
材料:ブルーシート、ポール1本、ペグ4本。ガムテ、ペグを打ち込む金槌代わりの板。
|
|
まずは場所決め。ディスタンス保ってシートを置きます。
|
テントの裾になる側の両端、ペグを打ち込んで固定します。
テントの入り口側は、立てたポールでブルーシートを支えるため、頂点になる中央部に布ガムテープを貼って補強してから小さい穴を開け、ポールにひっかけます。
|
ポールの位置はここらへんかな? |
|
入り口側シートをひっぱりながら、地面にペグを撃って固定していきます。
|
|
ポールを支えてもらいながらシートをひっぱるとやりやすいです。 |
|
うまく張れましたね!
|
|
最後にシートがたるまないように微調整します。
|
一人でもくもくと作業するスカウト、相互協力を申し出ていっしょに作業するスカウト、と色々です。
体験参加のお友達も、うまくテントを張れました。
|
とりあえず寝る
|
居心地はなかなかよかったようです。
「このテントで夕食を食べたい人?」と聞くと半数以上の子が手を挙げました。
|
野営場にテントが並んで、壮観です。
|
続いて、夜間の生命線、照明づくりです。
どこの家庭にもある食用油で、簡易ランタンを作ります。
サラダオイル、オリーブオイル、ごま油などが利用できます。
芯はティッシュを細くねじったもの。
アルミホイルの短冊の端に芯を刺し、もう片側の端をL字型に折ってプラコップにひっかけます。その芯がコップのカベにつかないよう中央に、また芯の足元が油に着くよう高さも調整して固定します。
今回はプラコップが倒れにくくなるように小石を入れました。
|
ろうそくみたいな火が灯りました! |
|
野営場のきれいな夕焼け空。
|
|
あたりが暗くなると、ランタンの小さい炎でも安心感がわきます。
|
夕食は緊急避難時を想定して簡単なレトルトカレー。
お米は、一人分ずつビニール袋に米と水を入れて、お湯でゆでて炊きました。
自分たちで作ったランタンと、懐中電灯やヘッドライトをたよりに、ご飯を食べました。
お皿にはラップをしいて、その上にごはんとカレーを乗せています。皿に直に汚れがつかないので後処理も簡単。
ごはんの後、みんなで花火をしました。
そしてお待ちかねのキャンプファイヤー。
|
カブ隊のスタンツは南中ソーラン節でした。
|
今回のテントやランタンは、緊急時に最低限の物資と労力で作れる避難グッズです。この体験をもとに自分たちなりの「防災・減災の準備」を考え、用意してください!