3月14日のオンライン活動では、震災についてまなびました。
東日本大震災をアニメで再現した動画を視聴し、防災についてクイズを行いました。スカウトは大きい地震を体験したことがなく、知識でしか知りません。折に触れて防災についてまなぶことが必要だなと感じました。
さらに、仙台へ単身赴任中の指導者に仲介していただき、仙台1団のビーバー隊長から、震災の体験談を聞くことができました。
オンラインで当時のお話を伺いました。 |
当時は電気やガスが止まり、携帯はつながらず、被害状況も数日わからなかったこと、隣の山形県まで買い出しにでなければならなかったり、ガソリンの不足など、様々な困難があったお話をうかがいました。沿岸部では津波の被害があり、近しい方もお家を無くされたりと、つらい出来事もお話いただきました。
日常に戻るのに数ヶ月、ボーイスカウトが再開するのも半年かかったそうです。ボーイスカウトをやっていた事で、キャンプで行うお皿にラップを敷く利用法や、ジップロックを使った調理などは実際に災害時、とても役立ったそうです。あとはカセットコンロが大活躍だったとか。
子どもたちには、とにかく「あわてない事」、パニックにならないよう判断できる事が大事とのアドバイスをいただきました。この体験談から、スカウトたちの記憶に何かしら残るものがあればと願います。
最近も大きい地震がありましたね。そなえよつねに! |