今回のビーバー隊の活動は、「身近な科学実験」です。
オンラインで、自宅から参加するスカウトと、鴨居ケアプラザの部屋を借りて参加のスカウトがいました。
【実験!】
錆びた(茶色くなった)十円玉を、おうちにある身近なものに漬け込みました。
どこのおうちにもありそうな醤油・ソース・ケチャップ・マヨネーズの4種類の調味料を使いました。
![]() |
実験前の十円玉はこんな色。 |
![]() |
どこのおうちにもある調味料でまぶします。 |
その間、仙台の隊長が紙芝居を読んでくれました。スカウトはディスプレイにくぎづけで聞いていました。
ザリガニにちなんだお話だったので、隊長からザリガニクイズも出されました。
調味料の中から十円玉を取り出すと・・・・
![]() |
拭ったら、こんなに明るい色になりました。 |
十円玉が黒っぽくくすんで見えていたのは、素材である銅の表面が錆びて酸化銅となっていたためです。調味料に含まれる「酢(酸)」が酸化銅の膜を溶かしたため、元々の銅の明るい茶色が出てきたのです。
マヨネーズもケチャップもソースも、容器やパッケージに書かれた「成分表」を見ると、酢(醸造酢など)が含まれていることがわかります。
醤油だけは成分に「酢」は書かれていないですが、十円玉は少しピカピカになりました。醤油には少量の乳酸などが含まれていて、それが酸化銅を溶かしたからだそうです。
最後はカメラの前でみんなで大輪の歌を歌い、ビーバーサイン!
![]() |
自宅からスマホを通じて参加しているスカウトは、活動中こんな画面を見ていました。 |
次の活動は、水時計を工作する予定です!