8月12~16日 カブ&ボーイ隊の活動/夏キャンプ
ボーイスカウトといえばー・・・キャンプですよ!?
95団のボーイ隊・カブ隊のスカウトたちにとって、一年間の「総まとめ実習」ともいえるのが、夏休みに行われる「夏キャンプ」です。
このキャンプにビーバー隊は参加しませんが、ビーバーの指導者は支援のため参加してきましたので写真をあげておきます。
(家族旅行をかねて保護者とともに同行したビーバーさんも何人かいました)
カブ隊(小2~小5)は3班に分かれて子どもたちだけでコテージ泊。ただし食事は支援部隊の大人が作る場合が多いです。
ボーイ隊(小6~中3)は自力でテントを張って泊まりました。また3度の食事は自炊。調理のためのかまども自分たちで作ります。
カブ隊より一日前にキャンプ場に入り、個人装備だけでなく、テント機材や食材、調理器具などの大量な備品も、全部自分たちでテントサイトまで運搬しました。初日の搬入設営(強い雨でした)と、最終日の分解撤収作業(暑い日で大変でした)もスカウト自らが行いました。
(写真のテントも、立ちカマドも、ボーイ隊員が組み立てたものです。)
キャンプ期間中、カブ隊は山登りハイキング、魚とりの罠仕掛け、肝試し、うどん打ち、川魚のつかみ取り、獲った魚の調理、キャンプファイヤーなど楽しい活動テンコ盛り。
ボーイ隊はルアーづくりから始めてルアーフィッシングも行いました。
(当然のことながらこれらの楽しい活動のひとつひとつについては、事前に団の大人たちが周到に検討し下見もし、安全計画を立てているのです・・!)
カブ隊のスカウトの中には、去年までビーバー隊にいた子どもたちもいます。
つい最近までビーバー隊で走り回ってキャーキャー遊んでいた・・という気がするんですが・・・、カブの制服を着て整列している姿は、別人のようにしっかりしていました。
最終日に、ボーイ隊が蓄積した疲労でヨレヨレになりながらも、テントサイトからトラックに積み込むための荷揚げの場所まで、重く大きい機材や荷物を何度も何度も往復して運んでいる姿を見たときは正直涙が出そうになりました。だってほとんどのスカウトがまだ小学生ですよ!?
よく頑張ったという賞賛と、たくましく成長したなという感動の、まぜこぜの思いでした。
こどもたちは、少し無理かな?難しいかな?と思われることでも、頑張っているうちに達成してしまうんですね。オーバーナイトハイク(大晦日から元旦にかけて夜間30km歩く)でもしかり、キャンプでもしかり。
子どもたちの「生きるちから」がどんどん伸びていくのを、そばに寄り添いつつ肌で感じられるところが、(親の立場でみて)スカウト活動のすごいところだと思います。
ビーバーさんたちも早く自分たちでテント張って飯盒炊爨(すいさん)できるようになろうよ♪きっと楽しいから!♪